クラウドサービス(2)
"The Network is the Computer"
Sun Microsystemsの創業当初(1982)からのコンセプト。
30年前のコンセプトとは、天晴れ。凄いとしか言いようがない。
クラウドサービスって、まさにこれの事だもんね。
さて、うちのITにこのクラウドを、どのように組み込むかだが、
まずは、どんなサービスが提供されているか・・・だな。
<IaaS(Infrastructure as a Service)>
サーバー、ストレージか。。。
うちには100万円程度のインテルサーバーしかないからなぁ。。。
こんなしょぼいサーバーだと、アウトソースした方が高くつくんじゃないだろうか。
拡張とか増設なんてーのも、そう頻繁にある訳でもないし・・・
このあたりを実際のサービスをチョイスして、試算したら良いのだね。
数字で検証すれば、説得力もあるだろうし・・・
もしかしたら、アウトソースの方が安いかもしれないしね、もしかしたらだけど。。。
ルーターはネットワークサービスとセットにして、レンタル形式にしたいと思ってたけど。
NaaS(Network as a Service)なんてのはどーでしょー。
・・・このセンで企画書に盛り込んでみるか。
<PaaS(Platform as a Service)>
もともと図の真ん中のイメージが、クラウドコンピューティングではなかったか。
うちの場合、複数種類の開発環境が必要なほど、開発体制がガッツリあるわけではない。
というか、体制は無いに等しい。
PaaSは何だか関係なさそうやね~
んじゃ、パスッ!
いやいや待てよ、プラットフォームの統合という野望はある。
グループウェアとドキュメント管理はNotes/Domino。
ERPフロントには、別のワークフローエンジンとWebアプリ。
いずれ、グループウェアも、勤怠管理も、旅費精算も、稟議申請も、目標考課に取引申請、営業技術業務連携、ISO文書管理などなど、統合プラットフォーム上で管理したい業務は数え切れない。
ん~、このワークフローエンジンをコアにした統合プラットフォームへの移行、これがプライベートクラウドなんだよ・・・とも言えなくもないか。
よし、ここを企画書に盛り込むか。
・・・だんだん、詭弁になってきた。。。