ICTの目

ICTに関する話題を中心に、気の向くままにボソボソと呟いています

クラウドコンピューティングなるもの

最近、巷で「クラウドクラウド」と騒がれている。
我が社もご多分に漏れず、経営陣は「クラウドクラウド」と、やかましい。
仕方がないので、ちょっと本気で調べようかな。
折角だから、備忘録代わりに、日記にメモっていこうかな。
もう、仕事なんだか何なんだか、いい加減なものだ。ハハハ、まぁ、いっか。

クラウドコンピューティングは、バズワードだとも言われている。
そうは言っても、右往左往しているだけでは埒が明かないので、真面目に考えてみよう。
バズワード(Buzzword) :一見、専門用語のようで、実は明確な合意や定義のない用語のこと

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クラウドコンピューティング
ネットワーク(インターネット)上に存在するサーバコンピュータが提供するサービスを、それらのサーバ群を意識することなく利用できるという、コンピューティング形態のこと。
インターネットをクラウド(雲)と呼ぶため、この名称が付けられた。GoogleのCEOが5年ほど前に提唱したんだって・・・。
当初は、様々な機能のAPIがインターネット上で供給され、システム構築にはそれを組み合わせて・・・、なんて言われていたと思う。実際、色んなサービスが提供されてはいるが、業務のカバー率はまだまだ少ない―― というのが実情ではないだろうか。
かなり流行語化していて、言葉が独り歩きしている感は否めない。

クラウドサービス」
情報システムやソフトウェアなど、企業が自前のIT資産を所有せずに、インターネット経由で必要な時に必要なだけ、サービスとして利用する形態。アウトソーシングとか、SaaSとか、ASPなんて表現に近いかな。
うちの経営陣が言っているのは、こちらの意味合いにより近いのではないだろうか。

キーワードは、これ↓か。

「ITの所有」から、「ITサービスの利用」へ