「ハチドリのひとしずく」 いま、わたしに出来る事
森が燃えていました
森の生きものたちは
われ先にと逃げていきました
でもクリキンディという名のハチドリだけは
いったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをして いったい何になるんだ」
といって笑います
クリキンディはこう答えました。
「私は、私にできることをしているだけ」
ハチドリのくちばしのひとしずくは ちっぽけなものです。
でもそれがたくさん集まれば、大きな力になる可能性を秘めています。
諦めて何もしなければ、ゼロはいくつ集めてもゼロですものね。
クリキンディは教えてくれます。
自分一人の力はちっぽけなものだと諦めてはいけない。
どうせ無駄だ、何も変わりはしないなんて決め付けは駄目だと。
人の心は弱いものです。
どうしてもすぐに 諦めてしまったり、
無力感に苛まれてしまったり しがちです。
そんな時、クリキンディのことを思い出し
気持ちを持ち直したいものです。
日々の生活に活力が無くなって来たように感じる今日この頃。
人は何か事を成す時、重要な意義とか大切な目的があれば、より大きな力を発揮するもの。
あー、もっと世の中の役に立っていると実感したい・・・
大義は社会貢献、報酬は感謝の心、原動力は必要とされているという実感
でも、あんまり肩肘張って張り切り過ぎるのも考えもの。
時々ホゲ~ッと肩の力を抜いて、のたりのたりとゆきたいものです。
地域ボランティアの事や地元の雑多な情報、趣味の話や心温まるチョット良い話、日々の徒然なる戯言など、気の向くままに綴ります。