ICTの目

ICTに関する話題を中心に、気の向くままにボソボソと呟いています

SMAC の今後

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ITの次なるトレンドは、ソーシャル、モバイル、クラウドビッグデータ、と言われて久しい。
SNSも、スマデバに代表されるモバイル・デバイスも、クラウドサービスも、今や目新しさを感じない耳慣れた用語として定着してきた感がある。
ビッグデータも、NHKのニュースWebのコーナーの一角を担うなど、(つぶやきビッグデータ・・・ソーシャル×ビッグデータ・アナリティクス)
もはや一般用語である。
 S…Social Service(ソーシャルサービス)
 M…Mobile(モバイル)
 A…Big Data Analytics(ビッグデータ・アナリティクス)
 C…Cloud(クラウド

二十数年前に流行した「ネオダマ」も、いまや極々当たり前の事柄となった。いま、SMACは一般化の段階にあると言える。
 ネ:ネットワーク
 オ:オープンシステム
 ダ:ダウンサイジング
 マ:マルチメディア

最近のトレンドでは、IoT(Internet of Things)が旬を迎えているように感じる。
近年では、システムの導入や更改に於いては「クラウド・ファースト」となり、まず先にクラウドサービスを検討するご時世となった。
スマートフォンタブレットのビジネスシーンでの利用も、フツーの景色となった。

数年前にクラウドサービスについて、何回か別のブログに書いた。

当時はまだ先の事のように感じていたが、今現在、オンプレのNotes/DominoをGoogleAppsに移行中である。
やはりITの世界の時流は速い。
これから先、オンプレミスの情報システムのクラウドサービス化は、益々加速していくだろう。
ハードウェアメーカの顧客は一般企業ではなく、データセンターなどのクラウドサービス事業会社のウェイトが高まっていくとみられる。
今後、SaaSやPaaSなどのクラウドサービスがさらに浸透していき、ITは「所有」から「利用」へと加速していくと思われる。

ではそれを利用するデバイスの形態はどうなっていくのか。
WindowsのOS製品名は「Windows10」で最終となるそうな。
デスクトップOSとしては、もうドラスティックな改変はないという事なのかな。Windows8で大失敗したし・・・

今後ビジネスモデルとして金になるのは、やはりタブレットをはじめとしたモバイル・デバイス市場なのだろう。
デスクトップOSのカテゴリでは、OSS(オープン・ソース・ソフトウェア)が主流になったりするかもしれない。
(個人的にLinuxファンなので・・・)

オフィススイートのカテゴリでも、MS-Officeのプロダクト単体の販売でのビジネスモデルは崩れつつある。
クラウドサービスとのセット販売でないと、もはや生き残る道は残されていないと思われる。
個人使用でも20年ほど続けたMS-Officeユーザに終止符を打った。
さすがに Libre Office ではデータの互換性に問題が多過ぎて、現在は Kingsoft Office ユーザである。

以前にも散々愚痴ったが、
これから先、クラウドサービスやモバイルデバイス市場で、MicrosoftGoogleAppleの壮絶なバトルが繰り広げられていくのだろうか